その他

6月3日(木)[その他] 2010.06.18

どうも。きしもとです。

川崎Branchでの映画鑑賞会も第3回となりました。
今回の映画は「おくりびと」です。
参加者は医学生4名、検査学科生1名、現役医師1名を含む職員4名、計9名でした。


ベリーズのPizzaを食べながら、ゆったりと鑑賞。


私、おくりびとを見るのは3回目くらいですが、

やっぱり、

いい。


鑑賞後感想交流。

以下感想抜粋↓

『納棺師という仕事を初めて知った』
『田舎だからなのか、あんなに嫌われる職業だということに驚いた』
『医学生の立場から言えば、「最後はあの人に看取ってもらいたい」そう思われる医師になれたらス テキだと思う』
『普通の人で生死に普段関わらない人が、いざ人の死を間近にするとどう対応するかというのが分かった。また、そのような人がどんどん人の死を受け入れ成長していく様がとても面白いと思った』

以上↑


個人的に思うのですが、
病院で働いていると、「死に様」は「生き様」だと感じます。
その人がどんな人生をおくってきたのか、少なからず分かります。
映画でもっくんも言っていましたが、この人の人生は幸せだっただろうか、と感じることもあります。「死」が「日常」の病院だからこそ、死について深く考える必要があると、改めて感じたのでした。

 

どうでもいいですが、私がおくりびとで好きなシーンをお教えしましょう。

主役のもっくんが仕事を辞める決心をして職場に行く。山崎努氏演じる社長のもとへ行き、一緒に白子を食べるシーン。

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社長「俺達生きてるやつは、命をうばって生きてる。こいつらは別だけど(観葉植物を見ながら)。死にたくなきゃ食うしかない。どうせ食うなら、うまい方がいい。」

社長、塩をふって白子を食べる。とても美味そうに。もっくんも食べる。

もっくん「うま。」という顔。

社長「うまいだろ。うまいんだよ。困ったことに。」

 


ちょっと違うかもしれませんが、雰囲気こんな感じ。

だれかこのシーンすきな人いませんか?

今のところ共感は得られていません。

 

今後の企画は後日お伝えしていきます。お楽しみに。

 

 


 

映画鑑賞会[その他] 2010.05.13

4月27日(火)

 

川崎Branchで映画鑑賞会を行いました。

 

そもそもこの企画は、医学生から「他学科の学生と交流したい。」という要望が挙がってきたところからはじまります。

他学科の学生と交流できて、お互いの医療観を話し合える。そんな企画にするには何がよいか・・・。ということで、映画でもみて、感想交流しようとなったのです。

 

まずは3回くらいの連続企画でやってみようということで、4月27日が第一回目でした。

参加者は医学生3名、検査学科生1名、看護学生1名、職員5名(医師、MSW、事務)の計10名。川崎医大、岡大、日赤など、学校は様々です。

記念すべき第一回目の映画は、「ディア・ドクター」。ピザとフライドポテトを食べながら鑑賞スタートです。

 

ストーリーはこちらから

http://deardoctor.jp/(「ディア・ドクター」公式サイト)

 

伊野医師は医師免許をもっていませんでした。

医師法は以下のように規定されています。

【第2条】医師になろうとする者は、医師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

【第17条】医師でなければ、医業をなしてはならない。

【第18条】医師でなければ、医師又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。

違反すれば、刑罰を受ける対象となります。

 

ただ「ディア・ドクター」は、観た人に「この嘘は罪なのか?」と考えさせます。

奥が深く、含蓄のある映画ですので、ぜひご覧下さい。

 

ちなみに5月10日付けの朝日新聞で、偽医師が逮捕されたという記事が掲載されました。

岩手の県立病院に着任を予定していた女性が、実は医師免許を持っていなかったそうです。実際に業務を行う前に発覚し、逮捕となりました。新聞の情報によると、この女性は生活保護を受けており、多額の借金もあったようです。

現実に、無免許で働く医師がいるとしたら・・・。不安になってしまいました。

 

 

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以下感想交流を少し紹介↓

 

医師免許がない状態での診療活動はまずい。いくら求められたからといっても、立ち止まる場面はあったのではないかと思う。

 

きっと、ずっと辞めようと思っていたけれど、段々と信頼されて引くに引けなくなったのだと思う。純粋に人を助けたいという想いだったのだと思う。研修医がこの地域の医療をしたいと話してくれて、それもきっかけのひとつだったのだろう。

 

刑事と製薬会社の人のやりとりが印象的だった。刑事が「伊野医師は偽医者をやって金をもらい、みんなからおだてられて気分がよかっただろう」と揶揄するシーン。

製薬会社社員がイスごと後ろに倒れ、刑事がとっさに助けようとする。その後、社員が「(人を助けたいというのは)そんな気持ちだったんじゃないですか?」と言うところ。

 

研修医に怒鳴るシーンも印象的だった。虫が寄ってくるから叩き落すだけ。オレは偽者だ。というシーン。最初はお金目当てだったかもしれないけれど、どんどん抜けられなくなったことがよくわかった。

 

医者じゃなくても人を支えることは可能だと伝えているのではないかと感じた。

 

診察室だけでは分からないことはたくさんある。医療者はそこにも目を向けなければならないと思った。

 

患者と家族の意見が食い違った場合はどうすればいいのだろう。

 

私は患者の想いを大切にしたいと思う。家族の想いも大切なのは分かるが、患者さんがどう生きたいかが一番重要だと思う。

 

 

 

 

 

 

 昨年末の12/28~29、新見市にある阿新診療所にて2回目の冬合宿を行いました。こんな年末に行ってもちゃんと受け入れてくれるのか、それよりも学生は集まるのかと、不安になりながらも迎えた当日、学生8名・職員9名の17名が参加しました。学生は医学科3名、看護学科4名、検査学科1名と、幅広く集まりました。

 

 内容は12/14~15の1回目と同じで、往診・訪問看護・訪問介護体験になります。患者さんのお宅へ、学生たちと一緒に行ってきました。
 の前に、新見市の光ファイバーネットワークを活用した「新見あんしんネット」を見学。テレビ電話を活用し、遠隔にいても双方向の医療相談やコミュニケーションが取れます。ちょうどこの日は地元の新聞にも記事が載り、このシステムを使ってのカンファを見学させてもらいました。

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新聞.jpg さてさて、体験です。医学生が往診、看護学生が訪問看護、とは限りません。他職種がどんな仕事をしているのか、どういう思いでされているのか、どういった視点があるのかを知ることも大事です。体験の後、報告会を行いました。以下はその報告会より出された感想です。

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 ■往診体験
 アルブミン値が低くて栄養をあげないといけないけど、介護をされている方は、「重くなるからこのくらいでいい」と仰った。自分たちには検討もつかない視点だった。

■訪問看護体験
 ストレスがたまる、というイメージが強かった。祖母(介護をされている方)が試して、祖父(介護を受ける方)に行っていた。試してよくないものはしない。いろいろなことをやっていて、よりよくしていこうという思いが伝わった。

■訪問介護体験
 自分でできることはやってもらう。手間隙はかかるかも知れないけれど、QOLの低下を防ぐことにつながる。部屋が以前よりはきれいらしいけど、まだまだだった。でも本人たちがOKといっている。それを尊重すればいい。医療者が押し付ける必要はない。それぞれの価値観がある。

画像 008.jpg などの感想があり、
 「多職種連携が大事だとはわかるけど、実際に体験する場は学校の中にはない。だから、こういう体験をすることはいいことだと思う」
 と学生がまとめました。

 

 その後は夕食、ひそかに行っていたはずが全員参加となった卓球大会、交流会と続きました。

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 2日目はお楽しみ企画。12/29ともなると雪も積もり、スキーやスノボーができます。かまくらは無理でも雪だるまは作れます。千屋牛だって食べます。


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P1090399.JPG しっかり学んで、遊んで、おいしいものも食べる。これぞ企画の3拍子。
 楽しく学んだ年末となりました。

コピー ~ 冬合宿集合写真、圧縮ver.JPG

 あけましておめでとうございます。


P1090303.JPGのサムネール画像のサムネール画像 昨年12月14日(月)~15(火)、山間部の地域医療を学ぶ冬企画を行いました。
 フィールドは倉敷医療生協の阿新診療所がある新見市。岡山県内では真庭市に次いで2番目の広さを誇ります。市域の86%以上を森林が占めており、まさに山間部の医療です。阿新では訪問看護STは2箇所しかありません。

 

 今回参加した学生は川崎医科大学の3名。日程を2つ用意し、今回はその先発隊。アットホームに行ってきました。

 

 阿新診療所では訪問看護ST所長さんと訪問介護ST所長さん、そして所長の山口先生が学生達を地域に連れ出してくれました。以下感想を紹介。

 

■往診
 自宅へ伺うまでの道のりが険しかった。先生からは、家族とのコミュニケーションが密で、大きな信頼を寄せられていることが感じられた。TVの遠隔診療も印象的だった。先生との話では、高校野球で盛り上がり、とても楽しかった。

 

■訪問看護
 ご高齢の夫婦で、妻が患者さん。動けないので夫が介護をしているという家だった。認知症もあるということで、とても大変そうだと感じた。夫は食事も全て作っていて、献身的に介護をしていると思った。その中で、週に数回の訪問介護などのサービスが大きな役割を果たしているのだろうと感じた。

 

■訪問介護
 入浴介助を必要とする方のお宅へ伺った。横になったまま髪を洗う道具を見て、自分も少しだけ手伝わせてもらった。ヘルパーさんから、どんな医師になってほしいかという熱いメッセージを頂いた。それは、病気だけでなく、どんなところで生活していて、家族はどうなっているか、どんな生き方をしてきたのかなど、患者・利用者さんの生活全体に目を向けられる医師になってほしいというものだった。


 訪問のあとは、阿新診療所に併設されている歯科診療所を見学。技工室など、普段入ったことのないところをジロジロ。新見地域のITネットワークを利用したTVシステムも見せて頂きました。勉強になりました。

P1090309.JPGのサムネール画像  晩はお鍋を囲み談笑。時期はずれにもログハウスに泊まりました。それもあってか、やはり県北は寒い。朝5時30分、寒さで目が覚めます。暖房をつけ再び眠りの世界へ。

 

 二日目は完全にレクリエーション。
 風戸穴という未開の鍾乳洞を探検。

P1090339.JPGのサムネール画像

 なかなか危険でしたが、おもしろい。小さな蝙蝠もいますし、カマドウマもたくさんお出迎えをしてくれます。子どもならスポッと落ちてしまう穴もあります。そこはガイドさんが身を挺して安全に進ませてくれます。ご安心を。

  学びも遊びもしっかり!これ企画の鉄則。楽しく学びます。

 

 ハンセン病市民学会とは、ハンセン病に対する偏見や差別を解消するため、ハンセン病問題の歴史の教訓をこれからの社会のあり方へ引きつぐことをめざして設立されたものです。来年、2010年5月8日~9日、岡山での市民学会当日には、1000人もの人が全国各地より集まります。FWは長島愛生園、邑久光明園(岡山県)、大島青松園(香川県)を予定しています。


 その実行委員会が11月7日、香川県の大島青松園にて行われました。

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 まず青松園自治会長の森さんより、ご自信の経験の話をしていただきました。
・9歳のときに姉と一緒に大島へ。当時の教育は寺子屋のようなもので入所者が教えていた。
・15歳になり長島愛生園の新良田教室へ行けることになった。隔離が厳しく、閉塞感を感じていたが、教育を受けることがうれしかった。
・その後大阪の大学へ進学し卒業。会社勤めをするも、ハンセン病を隠していくしかないこと、また体の不調があっても診てもらえる病院がないため1年半ほどで大島へ帰ってきた。
・仕事や、社会へでることの難しさを痛感した。
 などを話し、ひどい差別や偏見があったことを感じずにはいられませんでした。

 

 その後昼食をはさみ、市民学会の運営について議論しました。知らない人にも知ってもらい、正しい知識をもってほしいという思いが伝わってきた実行委員会でした。

DSC00219.JPG 大島青松園の納骨堂