2010年8月アーカイブ

今年も夏合宿の季節がやってきました!

 

今回の舞台は「長島」。

テーマは「ハンセン病」です。

 

皆さん、「ハンセン病」って知っていますか?

 

ハンセン病とは、「らい菌」という極めて病原性の弱い細菌による感染症です。

かつては、同一家族の中で発病する例がみられ、遺伝病と誤解された時代もありました。

それは、ハンセン病に感染して発病するまでに数年~十数年と長く、いつどこで誰から感染したか分からないことが多く、患者と家族中で濃厚な皮膚の接触によって発病が多いために、遺伝病のように思われたのかもしれません。

感染すると末梢神経がおかされ、知覚麻痺がおこり、温度や痛みを感じなくなります。その結果、やけどや怪我を繰り返し、手足や顔面が変形する後遺症が残りました。

症状が進むと喉、鼻、眼、その他の被服から露出する部位が変形することから、偏見・差別の対象になりやすかったのです。

らい菌の病原性は非常に弱く、大量の菌と長期にわたって接触しなければ感染しないことが分かっています。また感染しても発病することはまれです。

 

有効な治療薬がない時代は、「不治の病」といわれていました。

ですが、1943年、アメリカで「プロミン」がハンセン病に劇的な治療効果をもつことが確認され、日本では、第2次世界大戦後に治療に導入され、現在では、いくつかの飲み薬を組み合わせる多剤併用療法が行われ、ハンセン病は確実に治療する病気となっています。

 

かつて、ハンセン病になった患者は、強制的にハンセン病療養所に入れられ隔離されてきました。

遺伝病と恐れられていたことから、子供をつくることも許されず、一生をそこで過ごさなければなりませんでした。

そのようなことが、近年まで続いていたことをご存知ですか?

 

皆さんも、この夏、ハンセン病を通して人権について一緒に学んでみませんか?

過酷な状況の中、それでも強く生きてこられた方々の生の声を一緒に聞きませんか?

 

夏合宿開催日は、8/24(火)~25(水)です。

夏合宿チラシ画像.gif

参加人数に限りがありますので、お申し込みはお早めに!!

 

 

 

 

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