昨年12月14日(月)~15(火)、山間部の地域医療を学ぶ冬企画を行いました。
フィールドは倉敷医療生協の阿新診療所がある新見市。岡山県内では真庭市に次いで2番目の広さを誇ります。市域の86%以上を森林が占めており、まさに山間部の医療です。阿新では訪問看護STは2箇所しかありません。
今回参加した学生は川崎医科大学の3名。日程を2つ用意し、今回はその先発隊。アットホームに行ってきました。
阿新診療所では訪問看護ST所長さんと訪問介護ST所長さん、そして所長の山口先生が学生達を地域に連れ出してくれました。以下感想を紹介。
■往診
自宅へ伺うまでの道のりが険しかった。先生からは、家族とのコミュニケーションが密で、大きな信頼を寄せられていることが感じられた。TVの遠隔診療も印象的だった。先生との話では、高校野球で盛り上がり、とても楽しかった。
■訪問看護
ご高齢の夫婦で、妻が患者さん。動けないので夫が介護をしているという家だった。認知症もあるということで、とても大変そうだと感じた。夫は食事も全て作っていて、献身的に介護をしていると思った。その中で、週に数回の訪問介護などのサービスが大きな役割を果たしているのだろうと感じた。
■訪問介護
入浴介助を必要とする方のお宅へ伺った。横になったまま髪を洗う道具を見て、自分も少しだけ手伝わせてもらった。ヘルパーさんから、どんな医師になってほしいかという熱いメッセージを頂いた。それは、病気だけでなく、どんなところで生活していて、家族はどうなっているか、どんな生き方をしてきたのかなど、患者・利用者さんの生活全体に目を向けられる医師になってほしいというものだった。
訪問のあとは、阿新診療所に併設されている歯科診療所を見学。技工室など、普段入ったことのないところをジロジロ。新見地域のITネットワークを利用したTVシステムも見せて頂きました。勉強になりました。
晩はお鍋を囲み談笑。時期はずれにもログハウスに泊まりました。それもあってか、やはり県北は寒い。朝5時30分、寒さで目が覚めます。暖房をつけ再び眠りの世界へ。
二日目は完全にレクリエーション。
風戸穴という未開の鍾乳洞を探検。
なかなか危険でしたが、おもしろい。小さな蝙蝠もいますし、カマドウマもたくさんお出迎えをしてくれます。子どもならスポッと落ちてしまう穴もあります。そこはガイドさんが身を挺して安全に進ませてくれます。ご安心を。
学びも遊びもしっかり!これ企画の鉄則。楽しく学びます。