9月30日、桑田智子さんを招いて、薬害肝炎の講演会を岡山協立病院にて行いました。
桑田さんが受けた被害
桑田さんが感染したのは第1子出産時の出血治療として血液製剤フィブリノゲン製剤投与のためでした。2001年肝炎発症し、翌年インターフェロン治療を行いました。この頃の治療の効果は1割、費用は100万円。死の恐怖と絶望。治療も思わしくなくうつ状態になったことも。桑田さんの場合はカルテでの証明ができ、声をあげられない肝炎患者の代表として娘の命を無駄にしない生き方をしたいという思いで実名提訴を決意されました。
一番辛かった大阪判決前後
2006年3月から2度目のインターフェロン治療を開始。裁判と治療の中でうつ状態となり、両立は無理とどちらかの選択が迫られました。家族の支えや弁護団との絆、この闘いの社会的意義の大きさ、途中で命絶えても惜しくないと思える闘いだと思い裁判をとりました。
2007年9月以降、国会状況の変化の中、国会陳情を繰り返し、身体を張った2度の座り込み、官邸行動、地方議会要請など被害者が先頭にたった行動を行ないました。
大阪高裁での和解勧告がありましたが「子どもたちのために。全員が認められないと救済されない」という思いで頑張り、2008年2月大阪高裁にて和解成立となりました。
医療者として過去の薬害から学んで
医療者に望むこととして、過去の薬害から学んで欲しい。MRの情報を鵜呑みにせず海外治験データなどの調べること。患者の利益を最優先に信頼関係を大切にすること。副作用情報の提供とインフォームドコンセントを大切にと。また薬害について医学部、薬学部で授業に位置づけてほしいと話されました。