2009年10月アーカイブ

 原爆症認定訴訟が岡山地裁で行われていることを、どれくらいの方がご存知でしょうか。
 原告は川中優子さん。

 

 10月14日、水島協同病院にて裁判所の出張尋問が行われました。尋問をうけたのは院長の里見先生。
 川中さんの病気と被爆の関係を立証するため証人尋問に立ちました(こういう言い方が正しいのか分かりませんが)。


 詳しくは倉敷医療生協労組のブログ「白衣の仲間」、下記よりご覧下さい(写真もあります)。
http://white.ap.teacup.com/applet/roudoukumiai/20091015/archive


 傍聴していた職員から、かなりストレスを感じるやりとりだったと聞きます。国の弁護団が里見先生の発言を遮る場面が多々あったとのこと。

 

 裁判とはそういうものなんですね...。

 

 公判後、川中さんは「補償金がどうとか、そんなことはどうでもいい。私が被爆者でないとすれば、原爆の実相は伝えられない。私が被爆者でなかったら、いったい原爆とは何なのだろうと思うのです。」と話されていました。

 

 原爆の実相。都合の悪い真実は闇に葬られて、真実が真実と認められないなら、同じ過ちを繰り返してしまうかもしれません。

 

 川中さんを支援する輪を広げていきましょう!

 

ディナーミーティング(10/20)[ディナーミーティング] 2009.10.27

 10月も下旬に入り、学園祭シーズン到来です。
 先日、川崎学園の学園祭を覗いてきました。学生さんの真剣な表情と一生懸命な姿にうっとり...、エールの拍手を送りながら、私も頑張ろう!と元気をもらいました。

 

 さて、そろそろあったかいお鍋が恋しい季節になってきたなあ、ということで、10月20日のディナーミーティングは鍋にし、7名の学生が参加しました。
 食欲増進間違いなしのカレー鍋と、売り出し真っ最中の新商品のチーズ鍋に挑戦!!

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 実は、岡山協立病院のT師長さんからの差し入れによるものです。師長さんありがとうございました!
 カレー鍋は香辛料の匂いに食欲をかき立てられ、一口食べればピリ辛仕立てで、白いご飯がとまらない。
 そして、気になるチーズ鍋をみんなで囲み、勇気をもって試食。「おぉ~、確かにチーズ味。おいしい! でも、クリームシチューって出されてもわかんないかも...」ふ~む。
 どちらの鍋も、旬のきのこや野菜がたっぷり摂れておいしい、と大好評でした。

 その後、テストや部活、ポリクリの話題で、盛り上がりました。最後に、倉敷市内でポリクリ中のSさんが差し入れてくれた、銘菓むら○ずめを頬張り、みんなで後かたづけをしてあっという間に終了しました。

 

 次回は、11月10日(火)18時からの予定です。

水俣大検診の報告会(10/16)[事業所活動] 2009.10.23

 10月16日(金)、岡山協立病院にて水俣大検診の報告会がありました。
 水俣大検診は9月20日(日)~21日(月)、熊本・鹿児島両県にまたがる不知火海沿岸地域にて、水俣病への健康不安を抱える住民への大検診が行われました。感覚障害や視野狭窄など、1051人もの住民が受診しました。

 岡山県民医連からは高橋淳副院長(岡山協立病院)、西田静香医師(岡山協立病院研修医)、中尾英明医師(くらしき診療所)、近藤香織保健師(水島協同病院)の4名が参加しました。

 

 この大検診に参加した西田医師は

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 「水俣病は小中学校で習った知識しかなく、もっと勉強して行けばよかった。50年も前のことだけど、今も続いている疾患でした。初めて病院外で医療行為をし、患者さんと直接話しができたことが、最も大きな収穫でした」と話しました。

 

 同じくこの大検診に参加した高橋医師は水俣病の歴史、今回の大検診の目的や意義、様子を報告しました。受診された住民の、9割以上の方に所見があり、また有機水銀の排水をとめた1969年以降生まれの方にも所見があることが確認されました。

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「今回改めて学んだことは、誰の立場に立って医療を行うのか。健康被害があったときもそうだけど、毎日の仕事でも、誰の立場に立って医療を行うのか、日々考えていきたい」と締めくくりました。

 

10月度OMS 「脳死問題について考える」[春・夏・冬合宿] 2009.10.20

 氏平三穂子さん(岡山医療生協看護部長)を講師にお招きし、臓器移植法改定について、学びました。

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  家族が同意すれば、本人の同意がなくても提供でき(自己決定権の破棄)、年齢制限が撤廃され、15歳未満からの臓器提供が可能になったことなど、問題どについて学習し、意見交流を図りました。
 次回、「脳死問題について考えるpart2」を開催する予定です。事例検討なども行いますので、興味ある方はぜひご参加ください。

 

 その後場所を旭川の河川敷に移動してバーベキュー大会!!

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 最高です!!
 岡山大学のH君が、水俣大検診のときに買って帰ってくれた『紫いももち』も一緒に焼いて食べました。

 デリシャス!!!

 これは定期的に開催したいと思いました(笑)

ディナーミーティング(10/6)[ディナーミーティング] 2009.10.14

どうも。T・Kです。(ツヨシ・クサナギでもタイシュウ・カセでもありません。)
10月6日(火)晩。
鹿田事務所にてグツグツ煮込みハンバーグミーティングを開催しました。

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~メニュー~
 ・レタスときゅうりとタコのサラダ
 ・秋の味覚 きのこの煮込みハンバーグ
 ・付け合せに茹でたじゃがいもとにんじんとアスパラ
 ・ワカメと大根のスープ
 ・根菜のシーチキン和え
 ・ごはん

~食後に~
 ・紅茶のシフォンケーキ 生クリーム添え
 ・ウィンナーコーヒー

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写真では、オシャレなカフェのように見える分室の戸をくぐり3名の医学生さんが来室。

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評判は言わずもがなです。

今回のシェフは林病院の学生担当をされているKさんでした。
「料理あんまり好きじゃないんですよ。」と言いながら、無駄のない動きで仕上げていくその様、勉強になりました。

看板にディナーのメニューが書いてあるのを見たらのぞいてみてください。
注意する点は学生さんが対象ということくらいですね。

 9月30日、桑田智子さんを招いて、薬害肝炎の講演会を岡山協立病院にて行いました。

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桑田さんが受けた被害
 桑田さんが感染したのは第1子出産時の出血治療として血液製剤フィブリノゲン製剤投与のためでした。2001年肝炎発症し、翌年インターフェロン治療を行いました。この頃の治療の効果は1割、費用は100万円。死の恐怖と絶望。治療も思わしくなくうつ状態になったことも。桑田さんの場合はカルテでの証明ができ、声をあげられない肝炎患者の代表として娘の命を無駄にしない生き方をしたいという思いで実名提訴を決意されました。

 

一番辛かった大阪判決前後
 2006年3月から2度目のインターフェロン治療を開始。裁判と治療の中でうつ状態となり、両立は無理とどちらかの選択が迫られました。家族の支えや弁護団との絆、この闘いの社会的意義の大きさ、途中で命絶えても惜しくないと思える闘いだと思い裁判をとりました。
 2007年9月以降、国会状況の変化の中、国会陳情を繰り返し、身体を張った2度の座り込み、官邸行動、地方議会要請など被害者が先頭にたった行動を行ないました。
 大阪高裁での和解勧告がありましたが「子どもたちのために。全員が認められないと救済されない」という思いで頑張り、2008年2月大阪高裁にて和解成立となりました。

 

医療者として過去の薬害から学んで
 医療者に望むこととして、過去の薬害から学んで欲しい。MRの情報を鵜呑みにせず海外治験データなどの調べること。患者の利益を最優先に信頼関係を大切にすること。副作用情報の提供とインフォームドコンセントを大切にと。また薬害について医学部、薬学部で授業に位置づけてほしいと話されました。

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 どうも。医学生さんの担当事務をしているT・Kと言います(たくやきむらでもてつやこむろでもありません)。
日常的には水島協同病院医局事務課で働いているので、以後お見知りおきを。 

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 9/27(日)、鹿田事務所で9月度OMS(岡山奨学生会議)を開催し、医学生7名(岡大生3名、川崎医大生4名)が参加しました。

 

 会議の主題は「夏の取り組み報告」ということで、信州医ゼミ、全国医学生のつどいin熱海、大久野島夏合宿、不知火海沿岸水俣大検診に参加した学生より報告を受けました。

 どれも良い報告でしたが、水俣の大検診は私も行きたかったので興味深く聞きました。
水俣病の発生経緯、症状、検診での対話内容など報告がありました。

 もっとも印象的だった学生の感想を紹介・・・。

「検診に来た人の多くは、自分は水俣病かもしれないと思っても、差別や偏見を恐れて、声を挙げられない状況でした。改めてまだ水俣病は終わっていないと感じました。この貴重な経験を周りの医学生にも伝えたい」

 ふむふむ・・・。

「差別と偏見。水俣病は終わっていない」この理由が分かる人がどのくらいいるでしょうか。なぜ公害で苦しんだ人々が差別と偏見の対象になるのか。なにを恐れて声を挙げられなかったのか。何十年も前のことがなぜ終わっていないのか。

http://www.soshisha.org/nyumon/10tisiki/10chishiki_j_frame.htm

 みなさん、色んな事を学びましょう。
 次のOMSは10/12(月・祝)午後です。テーマは「脳死問題について考える」です。